疲れがたまったので、会社を休む

先日、会社を休んでしまった。ちょっと前から、新しいタイプの仕事が入ってきて、慣れない作業をこまごまと気遣いながらする日々が続き、どうやら疲れてしまったようだ。とはいえ、いつも下旬は忙しい時期。本当だったら、休むなんてとんでもない。


そう思って午前中だけ休むはずが、お昼に起きられずに「午後出勤予定→全休」になってしまった。夕方に気がついて連絡を入れたけれど、無断欠勤だよなぁ。そう思うとなおさら気が重くなって、夕方から夜までずっとずっと自己嫌悪から逃れるために眠った。なんだか嫌な夢をみた気がする。せっかく休んじゃったんだから、開き直ってゆっくり眠ればいいのに、追い立てられるように自分の行為を忘れるために必死になって、寝た。


こういうことは前の会社でもあった。実は、無断欠勤をしたことがある。
気づいたらお昼で、でも、

  • 連絡が遅くなったことを申し訳なく思う気持ち
  • 休んでしまう自分、連絡を入れられなかった自分を責める気持ち
  • なんという返答がかえってくるのかを恐れる気持ち

などがごちゃまぜになって、携帯電話を手に取ることも、視界に入れることも拒否して、ただただ眠ったのだった。完全に悪いスパイラルにはまり込んでいる、そうわかってはいるけれど、どうにもならないのだ。


どうしても会社に行きたくないとか、布団から出るのが凄く嫌だとか、学生をやっていた頃は、全く感じたことがなかった。やはりうつ病になってから、そういう気持ちがでてくるようになった。うつ病がひどい時期は、「今は休む期間」と定めていたので問題なかったが、回復期はそうもいかない。周りに人には病気だということを黙っているので、やたらと休むわけにはいかないからだ。

特に身体が疲れると、そのあと気分がふさぎ込むことが多い。これは病気がひどかった頃から同じ傾向で、医者もそういったケースは多い、とのこと。だから、身体が疲れたら、うつ注意報。最近はちょっと疲れたぐらいではでなくなったけど、やっぱり毎日毎日おそくまで仕事だと、でてしまうみたいだ。身体が疲れてんなら、だるさとか筋肉痛とかででてくれればいいのにな・・・。


自分はつらいんだけど、それが客観的に見ても(?)つらいことなのか、だんだん判断が難しくなる。病気になってからの時期が長くなり回復するにつれ、そういう思いが強くなった。昔の、病気じゃなかった頃の自分の状態はどんなだっただろう?もう、明確には思い出せない。客観的な基準が、「日常生活に困るか、困らないか」というものだった場合、自分のどこからがはみでて、どこなら収まるのか。
「疲れがたまると時々休む」っていうのは、アリなのかナシなのか。

少しくらいなら、アリなんじゃないかと思うんだけど・・・。社会人としてはほめられたことではないのかもしれません。