「はっぴー腐女子」を立ち読み

はっぴー腐女子

はっぴー腐女子

本屋で平積みされていたのをたまたま見つけて、「はっぴー腐女子」というタイトルが気になったので、パラパラと立ち読み。しっかりは読んでいないので、印象どまりになるけれど、気になった点をいくつか書きます。

  • 腐女子ブームに乗っかってるのか?

ちなみに、この本の隣には、「となりの801ちゃん」「腐女子彼女」が1巻と2巻それぞれ置いてあり、そういえばいつのまにか、アキバオタクだけでなく、腐女子も商業のネタに使われるようになったんだよな、としみじみと実感。「腐女子」を題材にすれば手に取る人は結構いるのかもしれない、と思う。今月の「ダ・ヴィンチhttp://web-davinci.jp/の特集も「見ないで!ボーイズラブ大特集」だったしな・・・(←どこの「ぱふ」だよ・・・って思う内容でした。「ダ・ヴィンチ第149号 特集 「このBL作品に『芥川賞』を獲らせたい!」」http://www.mf-davinci.com/bn/0609.htmlとかは、独創性があって、すごく楽しめたんですが)

  • ターゲット層の微妙さ

売りとしては、「腐女子たちの可愛らしい生態」ということで、ターゲットは「腐女子」自身ではなく、むしろその周りの人たちと、判断してみた。
しかし男性が読んで、果たしてこれを「可愛らしい」と思うのだろうか。その辺の踏み込み具合のバランスが難しいのではないか、と思う。ちょっとやりすぎると、えぐいし。